カノログ

こんな仕返しはイヤだ

パパに驚かされた娘が仕返しにパパを驚かせる動画です。よっぽど腹を立てたのか、その仕返しっぷりがハンパないんです。

ちょっと驚くので心臓弱い人は見ない方がいいかもしれません。ちなみに、僕はヒェッと声が出ました。

Sotte Bosseのinnocent viewはカフェっぽい

とりあえずSotte Bosseってはじめて聞いたんだけどヤバイですか? 有名? 有名?(必死な感じで)

まあ、それはおいといて、このアルバムですよ。邦楽の有名どころをボサノバ風にアレンジした曲を集めてるんですが、カフェっぽいというか日曜の午後的な感じっていうか、とにかくノンビリした気持ちになれて、心地いいです。

収録曲はこんな感じで、

1. ハナミズキ
2. FirstLove
、
3. チェリー
4. 遠く遠く
5. 言葉にできない
6. やさしさに包まれたなら
7. 夜空ノムコウ
8. メランコリニスタ
9. イージュー★ライダー
10. hello

僕でも知ってるような有名な曲ばかり。

それでもアレンジするだけで全然違う感じに聞こえるもんですね。YouTubeを探してみたら一曲だけあったのでのっけときます。

『世界に一つだけの花』はアルバム収録曲じゃないけど、雰囲気はわかるはず。もしどうしても聴きたかったらiTunes Music Storeにもあったので、こっちで視聴してみてください。

ちなみに、たまたまカフェで流れてたからカフェっぽいとかいってるだけなのは内緒です。

innocent view

HEX BUGが気になって仕方ない

LOFTのおもちゃコーナーで目に飛び込んできた変な虫のロボットに心を奪われるのはあっという間だった。

ぎこちない動きがすごくかわいくて、これ5匹くらい買って部屋に放しておいたら絶対楽しいだろうなぁとか妄想してたら、もうどうしても欲しくなっちゃったんだけど、"お前は三十路なんだお前は三十路なんだ"と何度も言い聞かせて、なんとか耐え抜いたよ。あぶないところだったよ。

念のため、

「あ、この虫はもちろん子供(まさひろ)に買ってくんだからね。AHAHAHA、大人の僕が欲しいわけないじゃないか。」

みたいな顔をしてたつもりなんだけど、レジと棚のあいだを3往復くらいしてたから間違いなくバレてただろうな。

HEX BUG GREEN

佐藤優書店 トークセッション 「さいたまと私」

先月に引き続いて、佐藤優さんのトークセッションに行ってきます。今回は大宮ジュンク堂まで遠征です。

演題は「さいたまと私」とのこと。前回の「神学とは」と比べるとかなり毛色が違いますが、埼玉出身の佐藤さんならではのお話が聞けそうでとても楽しみです。元気があったらまとめ記事でもあげます。

追記(2007/10/07)

行ってきました。

今回は佐藤さんのプライベートな話(子供時代の話とか)の割合が多くて、いつものような堅い話が少なかった気がします。ですが、埼玉を歩いていて人にぶつかるのは氷川神社にルーツがあるとか、面白い話が聞けたのでかなり満足です。

音声も録音してきたので、欲しい人はいってください。

Rubyで正規表現の「.」に改行もマッチさせるためのオプション

正規表現のなかで、「.」は任意の一文字にマッチする演算子ですが、ここでいう「任意の文字」のなかに「改行文字(\n)」が含まれるかどうかは処理系によって違います。 Rubyでは、正規表現リテラルの後ろにmオプションをつけることで改行にマッチさせることができます。

サンプルコード

#! /usr/bin/env ruby
# multi_line_match_sample.rb

def main
  str = DATA.read

  if str =~ /(pi.+bar)/m
    p "mオプションつき -> " + $1
  end

  if str =~ /(pi.+bar)/
    p "mオプションなし -> " + $1
  end
end

main

__END__
hogepiyo
foobarbuzz

結果

$ ruby multi_line_match_sample.rb
"mオプションつき -> piyo\nfoobar"

このように改行がマッチし、複数行に対してパターンを指定することができます。

コクヨのMIO(澪) PAPERはすごい

最近、コクヨのMIO(澪) PAPERというノートが超お気に入りです。先週末、丸善で5冊くらいまとめ買いをしてきたほどのお気に入りぶりです。

MIO PAPERの一番の特徴はゲルインキのボールペンに最適化されているところで、ゲルマニア(微妙なニュアンス)の僕としては、まさに待ちに待った商品といった感じです。また、表面がすごくサラサラしてるので、無駄になでたくなります。

筆記時の書き心地は、紙表面のざらつき具合に関係します。MIO PAPERはツルツル過ぎず、ザラザラ過ぎない、ゲルインクボールペンでの筆記に最適な風合いを実現しました。

オススメはPentelのエナージェル、あるいは三菱鉛筆のジェットストリームあたりのゲルインクペンとの組み合わせで、あまりの書き心地の良さに勉強も勢いよく進んでしまいます。日々の生産性をお手軽に向上させたい人は、ぜひぜひ使ってみてください。

show databasesにまつわる小気味のよい話

ところでMySQLでデータベースの一覧を表示するとき、

mysql> show databases;

とかする今日この頃だとは思いますが、そのコマンドの「databases」部分をタイプするときの左手の動きが小気味いいことはご存じでしょうか? あまりの小気味よさに、僕なんか今日は意味もなく3回もデータベース一覧を表示しちゃったほどの小気味よさです。

どうでもいいなあ。

フィッシュストーリー

伊坂幸太郎の最新作。ちょっと古いけれど。

本作は4つのストーリーからなる短編集なのですが、それぞれの話が前作までに登場したキャラのサイドストーリーになっているので、過去の作品を読んだことある人には、わりとたまらない本になっています。もちろん読んだことない人でも十分に楽しめます。

さて、伊坂幸太郎の小説といえば、小気味のいい洗練された会話ですね。今回もずいぶん楽しませてもらいましたが、僕は、特に「ポテチ」という短編の次のくだりがすごく好きでした。

「ビルの上。屋上。じゃあね、飛び降りるから」
「ちょっと待って」今村は、相手に電話を切らせまいと必死だった。「今からそっち行くから。まだ飛び降りないでよ。どこにいるんだよ」
「何」女は鼻で笑う様子でもあった。「いつになく、一生懸命じゃない。やっぱり、遺書ってのに、びびったわけ」
「どこ」
「教えないよ、そんなの」
「今から行くから」今村は髪の毛を強く掻き毟った。女の高所から見下してくるような口調に苛立ちながらも、本当に死なれたら堪らないな、と焦っていた。気づいたときには、「キリン乗ってくから!」と口走っていた。「キリンに乗ってくから、場所教えて」と。
　女が無言になった。おい、と隣の中村が目を丸くしている。おい、大丈夫か、とささめく。
「キリンに乗って、そっちに行くよ」
「はあ?」
「見たいだろ。俺なら見たいよ。仙台の街のそのビルの屋上に、キリンだよ。オレなら見てから死ぬね」
「嘘ばっか」女がまた騒ぎ出した。「あんた馬鹿じゃないの」
「嘘だと思うのは簡単だけど、いいわけ? キリンに乗って俺がそっちに行くの、見ないで死ぬわけ?」今村は、自分の頭に血が多く流れ込み、すでに冷静さが失われていることに気づいたが、口は止まらなかった。「見てから死にゃいいのに」
　キリンと来たか、と中村がぼそっとこぼすのが聞こえた。(P179)

ここに登場する今村と中村は泥棒で、ある男の家に空き巣に入っていたところにちょうど「今から自殺するから」と女から留守電にメッセージが入ります。

それを聞いてしまってどうにも後味の悪くなった今村が、わざわざ女に電話をかけ直して必死に自殺を止めるシーンなのですが、キリンキリンいってる今村がなんだか妙に微笑ましくて、思わずニヤニヤしてしまいました。

この「ポテチ」にも登場しますが、伊坂ファンならおなじみ黒澤さんが活躍する「サクリファイス」や、時間を超えて話が絡み合う「フィッシュストーリー」など、どの話もステキだったので、読後感にいい意味のひっかかりがあるタイプの本が読みたい人は秋の夜長にどうでしょうか?

さて、僕は、また過去の作品を読み直そうかなっと。

フィッシュストーリー

Forever Friends

「あのさ、全然関係ないんだけど『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』って映画知ってる?」
「ん? ああ、知ってる。奥菜恵とかがでてたヤツでしょ? 好きそうだよねー、ああいう、なんていうか淡い系の映画。『耳をすませば』とか好きでしょ?」
「うん、なんでわかるの?」
「やっぱりねー。だって淡いじゃん。あはは、ウケル」
「うるさいなあ。人生淡くてなんぼですから。淡くてなんぼですから」
「あはは。何で2回いったの? しかも敬語」
「まあまあとにかく、その『打ち上げ花火～』で使われてる『Forever Friends』って歌が神なんだよ。ホント。今度聞いてみて」
「へ～、どんなんだろ…」

「なにいきなりひとりでシミジミしてんの?」
「いや、その歌がさ、クライマックスのプールのシーンで流れるんだよね～。そこが最高なんだよ。マジで。てか、決めた。今からこの映画の良さについて語るから」
「は?」
「少なくとも30分は聞いてもらうから。すいませーん、キウイサワー1つと、えっと、なに頼む?」
「あはは、スイッチ入っちゃったか。んじゃ、黒竜のいっちょらいをグラスで。」
「えっ!? 日本酒っすか。まだ水曜っすよ」
「あったりまえじゃん。さあ、語るがよい」
「う、うん。そもそもこの話のいいところはさ、大人になればどうってことないことなんだけど、小学生にとってはね…」

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか? サントラ

こっそりとリニューアル

もはや誰も見ていないと思いますが、こっそり復活してみました。郵政が民営化されたりなんだりと、プチパニックな10月1日ならばれないだろうという高度な作戦です。

いままで4年間、このブログはずっとレンタルサーバ(ロリポップ)上で運用してきたのですが、考えるところがあってTypePadに移行することにしました。

• 最後のほうはブログ以外の用途で使ってなかったのでレンタルサーバにしておく意味があまりない
• デザインとか考えるのがメンドイ
• 記事の量が増えてきたからか、再構築中に(特に夜中に)よく落ちるのがイラっとくる
• コメント/トラックバックスパムが多すぎて辟易
• Movable Typeへ(から)の移行が楽ちん
• 何となく仕切り直し的に…

とまあ、いろいろあるのですが、一番大きな理由は「余計なことを考えるエネルギーを極力少ない環境にして、アウトプットに注力したい」からです。

元気があれば過去の記事も移行したいのですが、エクスポートしたデータのなかには大量(数万件)のスパムがあってどうやってインポートしようか悩み中です。

とはいえ、1000くらいの記事があって消すのもアレなので、いちおう残しておきます。もし見てくれる人がいたら、こちらからどうぞ。

KANOU.JP(旧)
http://kanou.jp/